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音楽生活のススメ [編集こぼれ話]

ここ1~2年、ずっと考えている事がありまして、もうちょっと自分の中で答えが出てから載せようと思っていたのですが、いつまで経っても答えが出てこないうちに手遅れになってしまう気がしたので、ちょっと書いてみました。まとまりがないとは思いますが、お許し下さい。

BG MAGAZINEが創刊して以来、全国の独立系インディーズショップを逐一探しては、チャートや、地元アーティストの紹介といったご協力をしていただいているのですが、昨年、そして今年に入ってからもかなりの数のお店が閉店となってしまいました。それらのお店はどれも頑なに自分たちのスタンスを貫いて、自分たちがイイと思う音源を紹介しているお店でもありました。CDが売れなくなったと言われて久しい昨今、レコード/CD店に求められているのはなんなんでしょうか……。それがわかっていたら苦労はしないとは思うのですが、自主制作盤を取り扱うお店から巣立っていたアーティストが数多くいることも事実なわけで、そのお店が無くなっていくということは単純に音楽業界が衰退していくような気がしてならないのです。もしかしたらパソコンが発達した時代、WEBというツールがあれば充分なのかもしれません。もしかしたら単純に今までが供給過多だったのかもしれません。もしかしたらお店の方の努力が足りなかったのかもしれません。……こんなことを書いておきながら、メジャーなものばかりの紹介に偏っている我々メディアにももちろん問題はあると思います。それは決してメジャー<インディーズという図式ではなくて、メディアのひとつの役割として、日常生活しているだけでは触れることのできないものを紹介するいう意味なのですが、フリーペーパーに限らず、現代社会においてほとんどのメディアが広告でメシを食っている以上、掲載にも限界があるのが事実です。これについて語りだすと、卵が先か鶏が先かになってしまうので、あえて触れませんが、このままでは、お店にCDを置くのにも、お金が掛かってくるような時代になってしまうのではないかと危惧しています。それはつまり、音の良し悪しに関わらず、より多くの広告費を使ったものから順に店頭に並んで、広告費のないアーティストの音源はどんどん店頭から姿を消していくということです。これを打開する方法は思いついておりませんが、リスナーがより良い音を求めてCDを探すということが一番地道な解決策になるのではないでしょうか。
BGに協力していただいている各インディーズショップのチャートは、日常生活で普段目にするチャートとは全く異なるものとなっています。そういったお店に行ったことがない方は、ぜひ一度足を運んでみて下さい。きっと「こんな音楽もあったんだ!」と衝撃を受けると思います。行ってみてもよくわからなかったらお店の方に訊いてみて下さい。カウンセラーばりにオススメの音源を紹介してくれると思います。敷居が高いように感じるかもしれませんが、どのお店もきさくな人ばっかりですから。そもそもそんなお店の人たちも小さい頃は歌謡曲、J-POPを聴いて育っているので、音の趣味さえわかればどんどんいろんなものを紹介してくれると思いますよ。意外と話してみたら同じようなルーツを持っていることもよくあるので。その後の過程において自分の好きな音楽をどうやって掘り下げたかどうかの違いだけですから。
メガショップ、インディーズショップ、オンラインショップ、それぞれに良いところがあると思います。現に私はこの3種類のショップを併用してCDを買っています。当然、そんな必要はないという方もいるかもしれませんが、より良い音楽をより身近に手に入れるために、いろんなお店に足を運んでみてはいかがでしょうか?(T)

BGチャートご協力店舗一覧


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今日の音源ボックス [編集こぼれ話]

マメにリリース情報なんかをチェックしている方はもうお気付きかもしれませんが、3、4、5月は注目のリリースが多いですねぇ。
さて、火曜日で入稿が終わり、ちょっとだけ時間ができたので、今日は足元の音源ボックスから7枚聴かせていただきました。その中でも気になった3枚をご紹介させていただきたいと思います。

まずは4/5発売のメレンゲ『星の出来事』。どうしてクボさんの歌声はこんなに切なくさせてくれるんだろう……。シングル曲も改めて聴くと本当に心揺さぶられます。シティポップ的な要素も加わって、新しい一面も。終わり方が美しすぎてうっかり3回も聴いちゃいました。

お次は京都の至宝、ザ・サイクロンズの3/11発売『サイクロンズの奇蹟』。レトロな雰囲気を出しつつも、艶めかしい歌謡のメロディ。う~ん、ロマンティック。私は担当できなかったのですが、3/15発行BG MAGAZINEでもインタビューが掲載されておりますのでお楽しみに!

最後は大阪のSCAM-EIGHTSが1/11に発売した『Twenty Four-Seven』。1月発売なのに今さらで本当にすみません。前半はポジティブな雰囲気が全面に出たスカパンクな印象も、聴き進めていくうちにどんどんカラフルに。メロディの多彩さに思わず一人でにやけちゃいました。どの曲にもいろんな要素がうまく配合されていて、メンバーのみなさんの幅広い趣向が伝わってきます。ラスト2曲はもう完全に射抜かれましたね。ちょっと嬉しい発見。今後の動きもチェックしていきたいと思います。ちなみにこれまた2回聴いちゃいました。

と、これからもこんな感じで気になった音源はどんどんご紹介できればと思います。……とか言いつつも更新しないのがオチだとは思いますが。期待しないでちょくちょく当ブログをご覧いただければ幸いです。(T)


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TOYOTA BIG AIR [編集こぼれ話]

12月は今までで一番忙しい1ヵ月だと思いましたが、1月はあっさりそれを上回ってくれました……。そんな1月最後の週末に、北海道版BGH全面特集させていただいたスノーボードの一大イベント“TOYOTA BIG AIR”へ行ってきました。何を好き好んで真冬の札幌まで一日中野外のイベントを観に行かなければならんのか!?なんて気持ちも少なからずありましたが、行ってみればもう大興奮ですよ。生は全然迫力が違います。高さ38m、最大斜度47度の巨大ジャンプ台から次々と飛び立ち人間離れしたエアーを披露する選手たち。もうこの人たちはキチ○イなんじゃないかと思いました。それくらい「ウォーッ!!!」の連続。ちなみに着地に失敗した時はその後に「あ~」が続きます(笑)。3月1日発行のBGHで一日会場レポートみたいなものをしようと思っているので、あんまり書き過ぎないようにしようと思いますが、10-FEETの気迫溢れるライブもすごかったし、ELLEGARDENも氷点下のステージとは思えないほど素晴らしいライブを魅せてくれました。それから会場内に多数出店されている露店の数々も目移りするものばかり。札幌のライブハウスCOLONYさんがジンギスカン丼(絶品!)を出してたり、札幌のCDショップ音楽処さんが即売をしていたり、普段BGで絡んでいるお店といつもとは違った感じでお会いできたのも楽しかったです。そして何より、こんな素晴らしいイベントを10年間作り上げているスタッフのみなさんにリスペクトせずにはいられません!来年もぜひ取材させて下さい!!(T)

TOYOTA BIG AIR オフィシャルサイト
http://www.toyota-bigair.jp/


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CDの山 [編集こぼれ話]

只今AM5:39。溜まり溜まったCDを聴いています。パッと見ただけで足元には50を超えるであろうCDと紙資料が入ったファイルが山積み。年末にけっこう聴いたと思ったけど、気付けば過去に無いくらい溜まっているので、焦って聴いています。みなさんからいただいたCDは確かに全部聴いてはいるのですが、どうしても2ヵ月、3ヵ月遅れになったりしています。本当にすみません。
そんな状況の中こんなこと言うのもなんですが、一度聴いたアーティストって意外と覚えているものなんです。レーベルの人と打ち合わせをしている時に、「こんなアーティストいないですかね~?」みたいなことを訊かれることが多々あるのですが、そんな時「あっ、そういえば……」なんて思い出しては聴かせてみたり、エリアニュースのコーナーでネタがない時に、「あっ、そういえば……」なんて思い出していきなり電話してみたり。なかなか誌面で取り上げるということは稀ですが、確実に活用させていただいております。他の媒体の方々は送られてくるCDをどうやって扱っているのでしょうか?とっても気になります。
ちなみに、たまにアポなしで編集部に乗り込んで「取材してください!」なんて方もいるのですが、できれば事前にご連絡を下さい。入稿中なんて特に1分1秒を争っている時もあるし、確実にテンパっているので(だいたいテンパってますが…)、言われたことも覚えてないし、覚えていても悪い印象が残るだけです……。でも、わざわざ編集部まで足を運んでいただけるのはとても嬉しいです。~~ついでとかだとまた微妙なんですけど……。この辺の気持ちを文面で伝えるのは難しいのであんまり深く語らないようにしておきます。
で、何が言いたいのかと言うと、後先考えずに文章を書き始めたので、言いたいことは特にないのですが、CDを送られるよりも、実際に会って話したほうがいいなと改めて思いました。そのほうが紙資料見るよりもぜんぜん早いし、わからないこともすぐ訊けるし、お互いの為になるようなことも一緒に考えられるし、なにより顔もわからない人の音源を取り上げるのは抵抗があります。音楽雑誌なんだから音楽だけで判断しろよ、と言われそうですが、そんなことを言われようが一切耳は傾けません。音楽を通して取材する・されるの関係以前に人間としてお付き合いしたいものです。偉そうですみません。
現状、時間的になかなかこちらからお伺いすることは難しいのですが、会いに来ていただけるのは(入稿前以外なら)いつでもウェルカムです。物理的に会えない方もいらっしゃるとは思いますが、電話で言葉を交わすだけでも全然違うと思います。当然、会ってみてもどうしようもできない時もあるのですが、その逆もしかりで、一生ものの出会いになることもあると思ってます。今年も素晴らしい出会いに恵まれますように……。(T)


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ありがとうございました [編集こぼれ話]

遅ればせながら1月14日の弊誌イベント、浅草triangle vol.2~北風と唄うたい~にお越しいただいたみなさま、また出演者、関係者のみなさま、本当に本当にありがとうございました。天気が悪かったのが唯一の心残りですが、あんなに素晴らしいアーティストのみなさまにご出演いただいたことは誇りに思います。レポート的なものは2月15日発行のBG MAGAZINE内で掲載させていただくので、あえてここでは触れませんが、お越しいただいたみなさま、いかがでしたでしょうか?ご意見、ご感想、ご要望などありましたら【info@bg-web.net】までお気軽にメール下さい。
あえて自分で言っちゃいますが、煮込み(正確には『味噌どて煮』、恵比寿の人気味噌ホルモン焼き店『ゴローちゃん』さんに作っていただきました)を売ったのは失敗でしたね(苦笑)。味に関しては身内の中で大絶賛だったのですが……。でもそれは出演したアーティストのパフォーマンスが素晴らしかった証拠だと都合良く解釈しています。あんなにお客さんがフロアに釘付けになるとは思っていませんでした……。まぁ、売り方もみすぼらしかったですが……、反省。実は気になってたんだけど……なんて方は、ぜひゴローちゃんに食べに行ってください。安いし、美味いし、雰囲気もいいので。ちなみにゴローちゃんは目黒にもあります。あと、人形焼は用意した100個が全部売り切れたので、今後も継続したいと思います。でも、買っていただいた方の大半はおみやげ用でしたね。これに懲りずにこれからも色々実験させていただきたいと思います。
ちなみに次回開催はまったく未定です。4~5月くらいにやりたいな、と頭の中で構想は練っているのですが、忙しさを言い訳にまだ動いておりません。すいません。なにはともあれ、読者の方々と直に触れ合える機会はそうそうないので、できるだけ短いスパンで開催したいと思います。実際に何名かの方に言っていただきましたが、「いつも読んでます」なんて言われた時ほど嬉しい時はありません。まるで「あなたの息子さんはよくできた子ね」と言われているようです。子供はいませんが。
また取り留めのない文章になってきたので、この辺で。目標は出演者を発表しないでソールドアウトさせること。まぁ、無理だとは思いますが……、目標は常に高くね。それでは、次回開催時もよろしくお願いいたします。(T)


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2005年を振り返って [編集こぼれ話]

あけましておめでとうございます。ようやく地獄の越年入稿が終わりました。やっと正月を迎えられた気分です。毎年年末年始のBG MAGAZINEでは、『全国レコード/CD店のスタッフが選ぶ○○年の1枚』という企画を行ってまして、1/15号でまた掲載させていただく予定です。で、それに伴いまして、本当は年末に書こうと思っていたのですが、私も2005年の1枚を……とは言ってもとても1枚に絞りきれないですよね。人には1枚と言っておきながら数枚紹介させていただきます。すいません。

私、会社ではiTunesにデータを入れて音楽を聴いているのですが、12月発売だったにもかかわらず、ダントツで聴いた回数が多かったのがOi-SKALL MATESの“Rude boy”(『Six Pint Evil Taste』収録)。今日までに107回聴いてます。2位は斉藤和義さんのセレクション・アルバム『黒盤』に入っていた“ジレンマ”のライブ・バージョンで77回。3位はbonobosの“運命の人”(『Golden Days』収録)で46回。

印象に残った作品で言えば、前述のOi-SKALL MATES『Six Pint Evil Taste』。8月に発売された『Evil Taste Six Pint』もかっこ良かったなぁ。やっぱり両方収められたLPが一番いいです。 同様にbonobos『Golden Days』も30分で幸せな気分にさせてくれる魔法のアルバムでした。 心にジーンと来たという点ではLOST IN TIME『時計』は聴く度に目が潤みました。 メロディーの美しさで言えばNUDGE'EM ALL『SUNN』。もう気持ち良過ぎ。仕事もはかどります。 心のオアシスのように美しかったのはthe guitar plus me『NEWTOWN NEWTONE』。1/14のBGイベントにもご出演いただきます。 聴けば聴くほどに味が出てくるのはランタン・パレード『LANTERN PARADE』。このセンスには脱帽しました。 意表を突かれて思わず買ってしまったのは赤い疑惑『東京フリーターブリーダー』。なかなか説明しにくいですが、とにかく必見必聴。 熊本のTHE PORTUGAL JAPANの1st『THE PORTUGAL JAPAN』には心を鷲掴みにされました。またライブ観たいなぁ。 熊本と言えば石頭地蔵『石頭地蔵』も強烈でした。このかっこ良さにはズドンですよ。2月に東京でライブもあるみたいなので、こいつは行かなきゃ。 かっこ言いと言えば日本脳炎『HONG KONG CAFE』も忘れられない。普通に買いに行っちゃったし。ライブも観に行ったし。 岡山のchocomates『chocomates』はかなり胸キュンでした。夏は相当聴いたなぁ。

数枚とか言いつつなんだかキリがなくなってきたので今日のところはこの辺で。まだまだ聴けていない音源もたくさんあるだろうし、うっかり書きそびれたものもたくさんあるだろうし(キリがなくなるのであえて思い出しません!!)。惜しむべくはどれもじっくり聴いてる時間がなかったこと。仕事以外で出会いたかった……なんて贅沢ですかね?(T)


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BG MAGAZINE Vol.26 [編集こぼれ話]

遅くなりましたが、BG MAGAZINE Vol.25の予告をしたいと思います。早いものでもう今年最後の発行です。この1年を振り返ると、どんどん内容が濃くなっていったなぁ…。その分どんどん製作もキツくなっていきましたが…。まずは、今回もご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。と言うか、いろいろとバタバタさせてしまいすみませんでした。

さて、本題。表紙は前号で予告していた通り、BUCK-TICKです!結成20周年に伴う大特集をしちゃいます!えっ?と思った方もいらっしゃると思いますが、BUCK-TICKがフォロワーに与えた影響ってやっぱり大きいですよ。それはシーンを問わず。12/7に発売されたベスト盤を改めて聴いてみると、いかに先駆的なことをやってきたか、驚かされるばかりです。今回は、BUCK-TICK20年のヒストリーに加え、BUCK-TICKをメジャー・デビューさせたビクターの田中さんにお話を伺ってきました。これは本当にレアだと思います。アーティスト・インタビューもいいけど、こういう企画ってそうそうできるものではないのですからね。かなりやりがいがありました。

そしてもう一方の表紙はTHE COLTS10月号のJUNCO PARTNER、11月号のTHE MACKSHOWに続き、この年末はCOLTSファミリー祭りです!なんとも綺麗な形でこの3ヶ月を締めることができました。1月11日に発売予定のニュー・アルバム『ROCKA ROMANTICO』の製作真っ最中にインタビューさせていただいたきまして、事前にはサンプルの3曲しか聴けていないのですが、メチャクチャいいですよ!新曲の“Barde Billion DRUNK”はルーツを感じさせつつも、すっごい新鮮なので。かっこいいし、ロマンティックだし、死語かもしれないけど、あえてイカすっていう言葉を使いたくなります。早く完成盤が聴きたいなぁ。もうインタビューも濃すぎて、全然乗せ切れなかったのですが、お楽しみに!

あと、今回は対談企画をたくさん入れてみました。どうしてもここのところ良くも悪くもインタビュー・マガジンになっちゃってたので。まずはSUNSETFLIP×URCHIN FARM、続いてTOTALFAT×for better, for words。この2つは担当していないので、多くは語れませんが、SUNSETFLIP×URCHIN FARMはアーティストとも親交が深いアシスタントの米田にやってもらいました。ご意見あればぜひ。
そして極めつけは、斉藤和義さんの特集に伴う森信行(ex.くるり)、隅倉弘至(初恋の嵐)、辻村豪文(キセル)の同氏のサポートを務める三者対談!今、斉藤和義さんがすごいんですよ。私自身は中学、高校くらいから大好きだったのですが、ここ数年のフェス出演や、様々なコラボレート、若手バンドからのラブコールなどの影響もあって、ライブに目に見えて若いお客さんが増えているそうなのです。そして斉藤和義さんの〈静〉と〈動〉、両面の魅力を切り取ったセレクション・アルバム『白盤』『黒盤』の発売、ともう今特集しなくて、いつ特集するんだと。題して『若者よ、今こそ斉藤和義を聴く時だ!』。斉藤和義好きを公言する、BONNIE PINKさん、アナログフィッシュ佐々木さんの両氏からもコメントをいただきました。

え~、だいぶ長くなってしまいましたが、まだあります。前号でも好評だった中面センターカラー・ページでは、デビュー以来ずっと応援し続けてきた90'sメロコア・チルドレンの旗頭hybrid-180のスペシャル・インタビュー。なにがスペシャルかって、気持ちがスペシャルです(笑)。強引にスペシャル感を出しているわけではなくて、やっぱり3回目ともなると、向こうの心の開き具合も違うし、こっちの質問もより突っ込んだ内容となってくるわけです。すごい本音です。本音すぎて出せなかった部分もあります(苦笑)。彼らのサウンドの何がおもしろいって、そのメロコア・チルドレンっていう言葉もそうなのかもしれないけど、個人的には正直そんなことどうでもよくて、リリースを経るたびに、どんどん人柄が音になっていくんですよ。だから12/14発売の新作『edge of chain』はものすごい人間臭さが出てて、それが聴く人にやさしさとか、喜びとか、楽しさとか、哀しさとか、いろんな感情を与えてくれて、なんだか他人ではない気にさせてくれるのです。

その他にも、ORIGINAL LOVEへのインタビューや、実は先日のアンケートで予想以上に好評であることが判明したエリアニュースのコーナーでは、THE COLTSの表紙に伴い、彼らを愛する全国のショップの方々にいくつか登場してもらってます。前号で涙の(?)最終回を迎えた著作権講座のコーナーは、2年間の総決算テストをやってみたり、年末にして新しい試みをいろいろやってます。みなさんに読んでもらえるのが楽しみでしょうがない。BG MAGAZINE Vol.26は12月15日より、全国のCD/レコード店、ライブハウスなどで順次配布されていきますので、ご期待下さい。
長文、失礼しました!(T)


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インタビュー [編集こぼれ話]

金曜日の話ですが、なんか嬉しい一日になったので、ちょっとお裾分け?
この時期は毎月1日に出しているBG各エリア版の編集・製作真っ最中。まずは、UZUMAKIが主催するガンギマナイトのDVD&CD発売に伴うUZUMAKI獣さんへのインタビュー。また、このガンギマナイトがすごい。DVD見たら一目瞭然。客も出演者もみんな酒飲みすぎです(笑)。それはさておき、いわゆるミクスチャー・バンドが一同に集結したこのイベントですが、ガンギマナイトの魅力はもちろん、近年のミクスチャー・シーンについてのぶっちゃけた話が詰まったインタビューになると思います(これから編集するので)。ちなみに、こちらは関東版BGEast、関西版BGWestでお楽しみいただけます。
会社に戻って、昨日お伝えした浅草イベントに「一一(いちいち)」が出演する件について、いろいろと調整したり、それに伴って「花やしき」に取材の申し込みをしたり、とバタバタしながらも充実感を噛み締め、夜は12/24に8月の『Evil Taste Six Pint』に続く、『Six Pint Evil Taste』(ややこしい...)をリリースするOi-SKALL MATESへのインタビューの為、オイスカの聖地・西荻へ。
『Evil Taste Six Pint』もかなり感動しましたけど、またこの『Six Pint Evil Taste』(やっぱりややこしい...)が素晴らしいんですよ!特に5曲目に入っている“Rude Boy”(けっこう音質が落ちてるけど、こちらで試聴できます)にはもう感動。1日で20回聴きました。あとね、歌詞がとにかくいいんですよ。買う人は絶対歌詞を読んで欲しい。それだけで、曲の良さが100倍ぐらい拡がるから。その辺の一方的な想いをWATARUさんとHIROSHIさんとMAMIさんの3人にぶつけてきました。こちらは表紙もやってもらった関東版BGEastでお楽しみいただけます。
前回もそうだったんだけど、オイスカのインタビューって他のアーティストとは全く雰囲気が違ってて(まずビール飲みながらな時点でイレギュラーですが…)、実際のところけっこうビビッちゃうわけですよ。それはWATARUさんが怖いとかではなく(笑)、本音で当たらないと本音が返ってこないと言うか。どの雑誌見ても同じ事をしゃべってるアーティストもいますが(それは基本的にインタビュアーが悪いと思いますが)、WATARUさん(オイスカ)の場合はどの雑誌見ても内容が違うんじゃないかな?だから本音でぶつかってみました。実際感動したし。たぶんその気持ちは伝わったと思います(おかげで嬉しいプレゼントもらったし)。
そんな感じで年末発行のBG各エリア版は充実した内容になると思いますので、みなさまお楽しみに!(お手に取れないエリアの方はお気軽にお問い合わせを)

(T)


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アンケート結果 [編集こぼれ話]

10月号で行ったプレゼント&アンケートでは、みなさまからたくさんのご意見をいただき本当に参考になりました。っていうか、想像以上に幅広い方(下は16歳、上は36歳)が読んでくれているのを見て、ビックリ&感激しました!表紙だったART-SCHOOLと特別インタビューのANIMETALは特に人気が高かったみたいです。「レビューを読んでCDを買いました」なんて方もいて、もう編集冥利に尽きます。
当選された方にはもうプレゼントが届いていることでしょう。プレゼントやアンケートは定期的にやっていこうと思いますので、今回惜しくも当選されなかった方もまたのご応募お待ちしております!もちろんご意見・ご感想は(誹謗・中傷も)いつでも受け付けております。なかなかご期待に添えないこともあるかと思いますが、マジで参考になるので、どしどし送っていただければと思っております。→【info@bg-web.net】まで。
最後に一番嬉しかったハガキの写真です。勝手に紹介してすみません。だって嬉しかったんだもん……。(T)


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EDGE OF SPIRIT [編集こぼれ話]

みなさん、BG MAGAZINE Vol.25はもうお手に取っていただけたでしょうか?毎月15日は一部店舗だけ直接手渡しでお届けしているのですが、下北沢にて配達中、なぜかすでに最新号を持っている方に遭遇しました。たぶんその前に配達した渋谷とかでもらってきたのでしょうが、ビックリ&嬉しかったです。

さて、ちょうど1週間前の話ですが、EDGE OF SPIRITのライブにあまりにも衝撃を受けたので、ちょっとだけここで紹介させてください。
先日発行した関西版BGWestの表紙でもインタビューさせていただいたので、読んでいただいた方はわかるかとは思いますが、ハードコア・バンドです。ハードコアと言うとどうしても引いてしまう方がいるみたいですが、ぜひ一回聴いてみてください。ハードコアの中でもいろいろなジャンルがあるので、なかなか「あなたにはこれ!」みたいなことは言えないのですが、俗に言う「メロコア」だって、「メロディック・ハードコア」のことですからね。ただし、ハードコアという言葉に対して引いてしまう人がいるのは、私たちメディアがその魅力をきちんと伝え切れていないことも原因の一端ではあると思います。前述のEDGE OF SPIRITのボーカルSHOさんに取材させていただいた時も、恥ずかしながらこの辺の話題に触れさせていただきました。
もともとEDGE OF SPIRITは関西で活動していた頃にEARLESSというイベントをやっていて、そのイベントには毎回1000人ものお客さんが集まっていました。EDGE OF SPIRITは2000年に東京に拠点を移したので、現在はEARLESSは行われていないのですが、今でも大阪ではHARD CORE PRIDEやFREESTYLE OUTRO'というイベントがあり、どちらも1000人以上の動員があるハードコアの一大イベントです。ただ、SHOさんが言うにはこれをさらに認知あるものとするためには、「人の心を動かす曲が出ないと、何も動かない」ということでした。これを聞いてますます、私たちメディアの至らなさを痛感させられました。だって、世の中にはそれまで大した動員もないのにメディア露出だけで売れてしまうアーティストもいるのですから……。
と、書いているうちにどんどん話が逸れてしまっているので本題へ。要はEDGE OF SPIRITのライブがメチャクチャかっこよかったので、みなさんもぜひ見に行ってください、と言いたかったのです。2本のギターの重厚感、ずしりと体に響くベース、圧倒的な手数と勢いで押し寄せてくるドラム、そして鬼気迫る迫力を持った歌。ひとつひとつのパートだけをみてもすごいですが、これが同時に鳴らされた時、心の中からなにかが沸々と湧き上がってくるのがわかるんです。私が観に行った11/10のCHELSEA HOTELタテタカコザ・コブラツイスターズアニマルズというジャンルもバラバラなイベントでしたが、曲が終わるたびに明らかにEDGE OF SPIRITを観に来てない人たちからも多くの拍手が巻き起こっていました。彼らのライブからとてつもないものを感じたのは私だけではなかったのでしょう。ぜひこれを読んだみなさんにも同じものを感じていただければ幸いです。長文になってしまい、失礼いたしました。(T)

EDGE OF SPIRIT オフィシャルサイト http://www.edgeofspirit.com/
EDGE OF SPIRIT レーベルサイト(試聴可) http://www.vap.co.jp/edge/


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